ソラナックス 離脱症状の対処法

ソラナックスは処方頻度の多い抗不安薬のため、離脱症状で苦しむケースは時々経験します。
ソラナックスを減薬したときに離脱症状が出現してしまったら、どうすればいいでしょうか?

対処法を考えてみましょう。

 

離脱症状が起きた場合、取るべき方法は二つしかありません。
「様子をみる」か「元の量に戻す」かです。

そして、どちらを選ぶかの判断基準は、離脱症状の程度が「耐えられるかどうか」です。

 

離脱症状は、身体に入ってくるおくすりの量が急に少なくなった反動で起こります。
しかし人間の身体というのは、徐々に適応していく力を持っていますから、
しばらくすれば、少なくなったおくすりの量に慣れてきます。

それまで様子を見れるのであれば、我慢してもよいでしょう。

個人差はありますが、離脱症状のピークは1週間程度で、
これを過ぎると徐々に程度は軽くなってきます。

ただし、中には3か月など長く続くケースもありますので、
無理をして我慢をしないようにしてください。

様子をみれるレベルの軽い離脱症状であれば、少しの間様子をみて、
離脱症状が治まるのを待ってもいいでしょう。

 

もう一つの方法は、「元の量に戻す」ことです。
おくすりを減らしたのが原因なので、おくすりの量を戻せば離脱症状は改善します。
当たり前ですね。

まずは元の量に戻して、1-2週間は様子をみてください。

その後、再び離脱症状を起こさないために、
次のいずれかの方法を取りながら再挑戦してください。
(必ず主治医と相談の上で行って下さい)

 

Ⅰ.より緩やかに減量する

減らしていく量を細かく刻めば刻むほど、反動が少なくなり、
離脱症状も起こしにくくなります。

例えば、ソラナックス1.2mg/日から0.8mg/日に減薬して離脱症状が出現したのであれば、
1.0mg/日などを一旦経由してから0.8mg/日に減らすといいでしょう。

専門書によっては「10%ずつ減らしていきましょう」と書いてあるものもあります。
1.2mg/日を内服しているなら、薬0.1mgずつ減らしていくということですね。
気が遠くなりますが、ここまで細かく刻めば離脱症状は起こさないでしょう。

ちなみに錠剤では細かい調整ができないため、細かく刻んで減薬するならば
薬局で錠剤を粉砕してもらって粉にするのがおすすめです。

 

また、期間も重要です。

例えば、1週間ペースで減薬していって離脱症状がでてしまうのであれば、
2週間や4週間ペースに伸ばしてみましょう。

 

Ⅱ.半減期の長い抗不安薬に切り替えてから減薬する

前述したように、半減期の長い抗不安薬の方が離脱症状を起こしにくいという特徴があります。

そのため、半減期の長いおくすりに一旦切り替えてから減薬すると
上手くいくことがあります。

例えば、ソラナックス(半減期14時間)からメイラックス(半減期122±58時間)に
切り替える方法で考えてみます。

ソラナックス1.2mg/日を服薬していたとしたら、同程度のメイラックスだと1~2mgくらいになりますので、
メイラックス1~2mgへ切り替えます(実際に切り替える用量は症状や主治医の判断によって差があります)。

メイラックスに慣れるため1-2週間はそのまま様子をみます。

その後、メイラックスを1.0mg、0.5mgと減らしていくのです。

あるいはメイラックスは半減期が長いので、2日に1回服薬、3日に1回服薬、と減らしていってもいいでしょう。

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