ルボックス 離脱症状の対処法

ルボックスでの離脱症状に遭遇するケースは主に2つあります。

自分の判断で勝手にルボックスをやめて生じた
医師の指示のもと減薬していたのに生じた

1.が圧倒的に頻度としては多いです。
そして1.の場合は原因・対処法ともに明らかです。

内服を再開するしかありません。

減薬や断薬をすると、だいたい1-2日後くらいから離脱症状が出現してきます。

特に高容量(150mg,300mgなど)からいきなり中止(0mg)すると反動が大きいため、
離脱症状も強く起こりやすくなります。

早く抗うつ剤を辞めたい気持ちは良く分かりますが、自己判断で中断せず、
必ず主治医と相談の上で減薬や中断はしていきましょう。

また、時々2.のように医師の指示のもとで減薬をしていたのに
離脱症状が起こってしまうこともあります。

この場合は、どのように対処すればいいでしょうか。
臨床でよくとられる対処法を紹介します。

1.減薬を延期する

急いで減薬しなくてもいいのであれば、少し様子をみてから、
数か月後に減薬を再挑戦してみるとうまくいくことがあります。

離脱症状は、疾患が治りきってない時に無理して減薬すると 起きやすい印象があります。

病気が治りきってないということは、まだまだ自分の体だけでセロトニンを出す力が不十分だということ。
この時期に無理にルボックスを減らしてしまうと反動も出やすいため、離脱症状も起きやすくなるのです。

より病気が改善して、自分が体が自力でセロトニンを出す力が戻ってから減薬すれば、離脱症状は起きにくくなります。

2.減薬ペースを落とす

離脱症状の対処法の基本です。

ひとのからだは急激な変化に弱いという特徴があります。
なので、可能な限り緩やかに減らすことが離脱症状対策の鉄則です。

早く抗うつ剤をやめたい気持ちはとても良く分かりますが、少しずつ確実に減らしていきましょう。
その方が、結果的に早く薬をやめられます。

例えばルボックス300mgを内服していて、 250mgに減薬したときに離脱症状が出たとしましょう。
これは300→250mgの反動に身体が耐えきれなかったという事ですから、より緩やかにすればいいわけです。

一旦275mgに再増量して数週間慣らしてから250mgに再挑戦するとうまくいくことがあります。
もしそれでも離脱症状が起こるのなら、287.5mgで再挑戦です。

細かく刻めば刻むほど、反動は小さくなります。

細かく刻むと減薬に時間がかかるというデメリットもありますが、上手く減薬できないまま一進一退を
続けるより、地道に少しずつ減らした方が結果的には早く減薬できるものです。

ルボックスはとりわけ細かく刻みやすいお薬ですので、この方法は特に効果を発揮します。

また、減薬のペースも大切です。

一般的には2週間に1度のペースで減らしていくのがいいとされてますが、
そのペースで離脱症状が出てしまう時は、1か月に1回のペースで減らしてみましょう。

これも緩やかにすればするほど、離脱症状は起きにくくなります。

3.薬の種類を変えてみる

緩やかに減薬しても離脱症状が出てしまう。
こういった場合は、抗うつ剤の種類を変えるという方法もあります。

離脱症状を起こしにくいSSRIとしては、ジェイゾロフトやレクサプロなどが挙がります。
とは言ってもどの抗うつ剤も離脱症状を起こす可能性はあるため、変薬したけれど離脱症状が
出てしまったという事もあり得ます。

変薬の方法を取る場合は、徐々に切り替えていき、切り替え後も数週間は変薬後の抗うつ剤に
身体に慣らしてから徐々に減薬しましょう。

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