燃え尽き症候群かどうかはどう判断すればいいのか

燃え尽き症候群を明確に診断できるような診断基準はない、という事をお話しました。
では専門家はどのようにして「これは燃え尽き症候群です」と判断しているのでしょうか。

燃え尽き症候群という概念が生まれたのは、そもそもが1970年台であり、他の精神疾患と比べると最近になります。
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燃え尽き症候群の診断はできるのか

何かを精力的に一生懸命頑張っていた人が、ある日「燃え尽きる」ようにやる気がなくなり、動けなくなってしまう。
このような状態を「燃え尽き症候群(バーンアウトシンドローム)」と呼びます。

燃え尽き症候群は精神疾患として定義されているものではないため、明確な診断基準などは存在しません。

しかし精神科で診察を受けて、「いわゆる燃え尽き症候群ですね」と先生から言われたことがある方もいるでしょう。
このように燃え尽き症候群には明確な診断基準はないものの、広く知られている概念になります。
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燃え尽き症候群の症状 個人的達成感の減少 その他の症状

燃え尽き症候群になってしまう方は、元々何かに対して期待や目標を持っていたはずです。
一生懸命頑張っている間は、それが原動力とな頑張ることが出来ていたのです。

「あの人の病気を治してあげたい!」
「あの生徒を目標の大学に入れてあげたい!」

と。

しかし燃え尽き症候群が始まると、このような期待や目標を喪失してしまい、対象に対して達成感を感じられなくなってしまいます。
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燃え尽き症候群の症状 情緒の枯渇 脱人格化

燃え尽き症候群の中核となる症状は、「こころの燃え尽き」になります。
これを難しく言うと、「感情や情緒の枯渇・消耗」ということができます。

一生懸命頑張っていたけれど、努力の仕方になんらかの無理があった場合、
その頑張りが限界を超えて、それでもなお頑張り続けていると、心のエネルギーがゼロになってしまいます。
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燃え尽き症候群 どんな人が燃え尽きやすいのか

どんな人が燃え尽き症候群になりやすいのでしょうか。

実は燃え尽き症候群になりやすい性格、職種や環境などがいくつか指摘されています。燃え尽きに特に注意すべき人はどんな人なのかを見てみましょう。
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燃え尽き症候群に特徴的な症状とは

何かを精力的に一生懸命頑張っていた人が、ある日「燃え尽きる」ようにやる気がなくなり、動けなくなってしまう。

このような状態を「燃え尽き症候群(バーンアウトシンドローム)」と呼びます。

燃え尽き症候群は、その名の通り「燃え尽きる」ことが主な症状になります。
では、燃え尽きるとは具体的にはどのようなことなのでしょうか。また燃え尽きる以外にも症状があるのでしょうか。
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燃え尽き症候群 燃え尽きの原因

燃え尽き症候群に当てはまる方の診察をしていると、燃え尽きるパターンには大きく分けると3つのパターンがあることに気付きます。

何かを「燃えるように」一生懸命頑張るのは良いことで、何も間違ったことではありません。
しかし燃え方に無理があると、長くは燃えていられずいつかは燃え尽きてしまうのです。

この3つのパターンは全て自然な燃え方ではなく、「無理な燃え方」をしていることが分かります。

どのようなものがあるのか、具体的に見てみましょう。
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燃え尽き症候群とはどのような状態か

何かを精力的に一生懸命頑張っていた人が、ある日「燃え尽きる」ようにやる気がなくなり、動けなくなってしまう。

このような状態を「燃え尽き症候群(バーンアウトシンドローム)」と呼びます。

燃え尽き症候群は精神疾患として定義されているものではありませんが、
心への無理強いを続けた結果として生じてしまうものであり、精神科的なケアが望まれる状態です。

精神科に来院する方の中には、医学的には「適応障害」「うつ状態」などという診断名になるものの、
その本質は「燃え尽き症候群」に該当するような方は少なくありません。

今日は燃え尽き症候群とはどのような状態なのかを紹介したいと思います。
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無気力症候群 治療は精神療法が中心

無気力症候群の治療は、精神療法(カウンセリング)が主になっています。

多くの場合で無気力になっているのには何らかの原因(精神的葛藤や挫折など)があります。
原因が自分でも薄々分かっているというケースもありますが、自分でも気付いていないものが原因であることもあります。

無気力症候群になってしまう背景には、様々なものがあります。患者さんによってそれぞれ異なるものですが、比較的多い原因としては、
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無気力症候群の治療法

無気力症候群は、若い男性に多く見られる症候群で、本業に支障を来すほどの無気力を認めるものの、それ以外の症状に乏しいのが特徴です。

趣味や交友などの本業以外には気力を持って取り組めるため、周囲からは病気と気付かれにくく、
また焦りや危機感なども乏しいため、みずから病院を受診することもほとんどありません。
そのため無気力症候群は発見が遅れやすいのですが、ただの「甘え」ではないことに気付き、適切な対処を行えば完治させは十分に可能です。

無気力症候群は、うつ病などの精神疾患とは違い、脳の異常ではないと考えられています。
例えばうつ病では、セロトニンなどの脳の神経伝達物質の異常が発症のひとつの原因だと考えられていますが、
無気力症候群にはそういった研究報告はありません。

無気力症候群は、脳の病気として起こるものではなく、精神的な葛藤や挫折などを契機に発症します。
そのため、無気力症候群には治療薬はありません。お薬ではなく、精神的にアプローチする精神療法(カウンセリングなど)が治療になります。
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無気力症候群 無気力以外の症状の欠如

無気力症候群の主症状は「無気力」であるとお話しましたが、無気力以外の症状が乏しいのもこの疾患の特徴です。

無気力症候群以外の疾患で無気力が出現している場合、無気力以外の症状もあることがほとんどです。

例えばうつ病なら、無気力以外にも、落ち込みや不安が強かったり、不眠や食欲低下を認めたりします。
統合失調症の陰性症状で無気力が出現している場合、無気力以外にも感情平板化や自閉、認知機能低下や集中力の低下なども見られます。
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無気力症候群で認められる4つの症状 その2 対象の限定した無気力

無気力症候群の無気力は、対象が限定されています。

「本業」への無気力は顕著なのですが、それ以外に対しては良好に活動していたりするのです。

極端な例では、仕事は無気力で休んでばかりいるけども、趣味のサッカーや友人との飲み会などには積極的に参加できたりします。
うつ病など、他の疾患で見られる無気力には選択性はなく、「あらゆることに無気力になる」のとは対照的です。
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無気力症候群で認められる4つの症状 その1 本業に対する無気力・無関心・無感動

無気力症候群は、無気力という症状を主とする疾患です。

無気力は、うつ病や統合失調症、認知症やパーキンソン病、脳卒中など様々な疾患で出現する症状ですが、
無気力症候群の無気力は、他の疾患で生じる無気力とは異なる特徴があります。

無気力症候群の主症状は、その名前の通り無気力です。また、同じような症状として、無関心・無感動なども認められます。
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無気力症候群の診断基準は?

勉強や仕事など、本来一番すべきである「本業」に対して、無気力になってしまう状態を無気力症候群と呼びます。

無気力症候群は、本業には無気力になる一方で、遊びや趣味などの「副業」に対しては今まで通り活発に参加できるという、
「限定された無気力」が見られることが特徴です。そのため、「ただの甘えじゃないか」と非難されてしまうことがあり、
本人も「自分が甘えているだけなのかな・・・」と考えてしまいがちです。

しかし、無気力症候群はその背景を探っていくと「ただの甘え」で片づけられない特徴もあります。
無気力症候群は、元々は真面目で一生懸命な人に多く、周りからは成績優秀なエリートを思われていた方に発症してしまう場合が多いのです。
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