自律神経のバランスが乱れるとどうなるのか

自律神経には交感神経と副交感神経の2つがありますが、これはどちらの神経が良い悪いといったものではありません。

交感神経がずっと活性化している状態、つまりずっと緊張しっぱなしであれば心身は疲弊してしまいます。
反対に副交感神経ばかりがずっと活性化したら集中して何かに取り組む事が出来なくなってしまいます。

交感神経と副交感神経はどちらも生きていく中で必要なものであり、この2つは「状況に応じてバランスよく活性化される事」が重要なのです。
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自律神経失調症 交感神経と副交感神経の役割

自律神経には「交感神経」と「副交感神経」の2種類があります。
これらは互いに正反対の作用を持ち、ちょうど綱引きをしているような感じになっています。
状況に応じて交感神経と副交感神経が絶妙なバランスを保つことにより、
私たちの身体は様々な状況に最適に対応できるようになっているのです。

では具体的に交感神経と副交感神経の役割を見てみましょう。
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自律神経失調症を理解するために知っておきたい事

強いストレスを受け続けていたり不規則な生活習慣が続いたりすると、自律神経のバランスの乱れが生じます。

自律神経は身体のいたる部位に分布しているため、そのバランスが崩れると全身に様々な症状が出現してしまいます。

自律神経の異常はレントゲンや血液検査では検出できないため、
自律神経のバランスの乱れはそれが自律神経の異常によって生じているのだと気付かない事があります。
そのため他の身体疾患を疑い、ドクターショッピングを繰り返す方も少なくありません。

ストレス環境に置かれている方や生活習慣が不規則になりがちな方は自律神経という神経のはたらきについて知っておくことが望まれます。
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自律神経失調症の原因(改善が難しいもの)

自律神経失調症の2大原因として、

ストレス
不規則な生活習慣

をお話ししました。これらは自分自身の工夫である程度改善できる原因ですので、まずはこれらの原因から改善していくべきです。

次に改善は困難であるものの、自律神経失調症の原因となるものをお話しします。

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自律神経失調症の原因(改善できるもの)

自律神経失調症の原因、つまり自律神経のバランスを乱してしまう原因にはどのようなものがあるのでしょうか。

自律神経失調症の原因は大きく分けると2つに分ける事が出来ます。

それは「自分の工夫によってある程度改善できる原因」と「改善が困難な原因」です。

この2つに分ける意味は、自分の自律神経失調症の原因を調べる時、
その原因が改善する余地のあるものなのかを知った方が効率良く治す事が出来るからです。

改善の困難な原因を一生懸命治そうとするよりも、まずは改善が簡単な原因から治した方が労力少なく、早く治ります。

ではまずは改善できる原因についてみてみましょう。
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自律神経失調症って何?

原因がはっきりと見つからない身体の不調に対して、しばしば「自律神経失調症」という診断名が付く事があります。

何だか最近胃腸の調子が悪い・・・
頭が重い感じが取れない・・・

このような症状が続くため病院で検査をしても何も異常がない・・・。そういえば最近ストレスが多かったと医師に伝えると、
「自律神経のバランスが崩れたことによる自律神経失調症の可能性が高いですね」と言われたりします。
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自殺願望が出現してしまった時の対処法

自殺願望を認めた時にもっとも大切な事は、この「死にたい」という気持ちをこれ以上進行させない事です。
より具体的に死について考えてしまう「自殺企図」に進行させない事が何よりも重要になります。

では自殺願望を軽減させるためにはどのような方法があるのでしょうか。

残念ながらその方法は1つではありません。
「死にたい」と考えるまでに辛い思いをしている人に対して画一的に「これをすればその気持ちがなくなるよ」というような魔法の方法はありません。

「死にたい」とまで考えるようになってしまった背景は人それぞれで異なり、有効な対処法も当然人それぞれで異なってきます。

しかし大きな視点で見れば「死にたい」という気持ちに対して、有効な方法というのはいくつか存在します。

ここでは「死にたい」と考えてしまっている当人や、そのような方が周囲にいらっしゃる方に向けて、有効な対処法について紹介します。

 

Ⅰ.自殺願望が生じる背景を知る

私たちは健常な精神状態にある時は「死にたい」と強く思う事はありません。
例え思ったとしてもそれは一時的であり、長時間にわたって続くものではありません。

私たちは「生き物」であり、その名の通り本能的に「生きようとする」力を持っています。
しかし何らかの理由でその力が弱まってしまうと「死にたい」という気持ちが生まれます。

「死にたい」という気持ちは、様々な辛い出来事が重なる事で生じます。

ただ辛い事があっただけであれば、私たちは周囲に助けを求めたり、自分で自分のこころを休める事で回復していく事も多いのですが、
次の3つの状態があると「辛い」から「死にたい」に進行しやすくなる事が知られています。

その3つとは、

将来への絶望・無力感
孤独感
死や自傷に対する慣れ

です。

自殺願望が生じてしまっている時、この3つの要因の有無を評価し、
その人にとって自殺願望の主な原因となっているものを出来るだけ取り除く工夫をする事が有用です。

この3つの要因について1つずつ詳しく説明していきます。

 

Ⅱ.将来への絶望・無力感を改善させる

私たちは未来に希望を感じられれば、今が多少辛くても頑張る事が出来ます。

どんなに平日の仕事が辛かったとしても、それを乗り越えた土日にとても楽しみなイベントが控えている、
こんな状況であれば頑張れるという方は多いのではないでしょうか。

これは将来に希望を感じられる事の大切さを表しています。

「死にたい」という自殺願望を持っている方の多くは、自分の将来について絶望的になっています。
またそれに対して自分が出来る事は何もないという無力感も感じており、その結果「もう死ぬしかない」という考えに至りやすくなっています。

しかし本当に将来は絶望的なのでしょうか。誰の助けを借りても将来に希望は全くないのでしょうか。

もちろん簡単には片付かない事も多いと思いますが、
多くの場合は全く打つ手がないというのは本人が苦しさのあまり視野が狭まってそう感じてしまっているというところがあります。

学校でいじめに遭ってしまい「死にたい」と考え、実際に命を断ってしまう子がいます。
その子は「このままこんな日々が続くなんてもう耐えられない」と将来に絶望してしまったのでしょう。
そしてこの現状を変える力は自分にはないと無力感も感じていたのでしょう。

しかし本当はそんな事はないのです。大人に助けを求めて学校を休んでもいいし、転校したっていいのです。
もちろんどの方法も簡単ではありませんが、命を断つよりははるかに簡単なはずです。

でも当の本人は、辛い日々が続く中で正常な判断が出来なくなってしまい、
本当は冷静に探せば解決法はあるのに、「死ぬ以外方法はない」と絶望してしまっていたのです。

仕事が辛くて「こんな日々がこれから何十年も続くんだったら死んだ方がいい」と命を断ってしまう方もいますが、
これだって仕事を辞めたり、違う仕事に転職してみたりしたっていいのです。
しかし本人は辛い気持ちによって、そのような事すら正常に判断できないほどになってしまっているのです。

極限まで辛い状態が続くと、視野はどんどん狭窄し、将来への絶望・無力感が生じやすくなります。

そのような時は、少し休んだり、周囲に相談したり、医療機関を受診して専門家に必要な治療を受ける事が有効です。

学校や仕事を一時的に休み、こころを休める事は、正常な判断力を取り戻すためにはとても有効です。
また抗うつ剤などの薬を用いる事で、気分が落ち着く事もあります。これも正常な判断力を取り戻すためには有効だと言えるでしょう。

 

Ⅲ.孤独感を改善させる

私たちは孤独であると生きる意味を見失ってしまいます。

一方で家族に囲まれていたり、仕事をしていたりと「どこかに所属している」と感じられるだけで、生きる意味は見失いにくくなります。

もしあなたが今孤独な状況なのだとしたら、孤独から脱するような工夫が自殺願望を和らげてくれるかもしれません。

また、もしあなたの周囲に孤独感によって自殺願望が出現している方がいたら、
その孤独感を和らげてあげる事は、自殺願望を軽減させるために有効です。

できるだけ一緒にいてあげる。一緒にいれなくても「あなたがいなくなると私は悲しい」という気持ちを誠心誠意伝える事で相手に所属感を感じてもらう。

「そんな事をしても現実的に何かが解決されるわけではない」という方もいますが、
現実的な解決方ではなくてもこのような方法は、孤独感による自殺願望が生じている方にとっては非常に意味のある事なのです。

 

Ⅳ.自分を傷付ける行為をしない

自殺願望が生じると、「死にたい」という気持ちから自分を大切にしなくなりがちです。

リストカットなどの自傷行為をしてしまったり、一時的に楽になる事を求めてお薬を過量服薬したりする率が高まります。

また日常生活の中でも過食・偏食など不摂生になったり、アルコールの過剰摂取などにも走りやすくなります。

しかし実はこのような自分を傷付けるような行為自体が、自殺のリスクを高めてしまう事が分かっています。
自分を傷付ける行為は、自分を傷付ける事への「慣れ」を生じさせ、その結果、人を自殺に至らせやすくなるのです。
これは様々な調査結果から明らかにされています。

自殺願望が出ている時こそ、

自傷行為(リストカットなど)
過量服薬
アルコールの過剰摂取
拒食・過食
暴力

などの行為を出来る限り避ける事が大切です。

 

Ⅴ.死にたい気持ちにフタをしない

「死にたい」という気持ちは誰にでも話せる事ではありません。
そのため自殺願望があっても、それを隠して表面上は普通に生活を続けている方も少なくありません。

しかしそれでは自殺願望を悪化させてしまいます。
誰にでも話せる内容ではありませんが、自分を深く理解してくれる方や専門家(医師やカウンセラーなど)には「死にたい」という気持ちと、
そう考えてしまうようになった背景は出来る限り話すべきです。

死にたいとまで考えてしまうようになったのには、かなりの辛い出来事があったはずです。
それを誰かに理解してもらえるだけでも気持ちは随分と楽になるものです。

また話をする中で、自分自身で気持ちを整理する事が出来ます。
すると冷静な判断をしやすくなるため、視野が狭まってしまった自分の状態を改善させる事も期待できます。

 

Ⅴ.少しでも心配なら受診・入院も考える

自殺願望が強く、自分でも抑えられる自信がない時は、決して一人になってはいけません。

万が一にも一人でいるときに「死にたい」という気持ちが抑えられなくなってしまったら、取返しのつかない事になってしまうからです。

しかし中には常に誰かがそばにいられないという状況の方もいらっしゃると思います。

そのような場合は病院に相談し、必要に応じて入院なども検討しましょう。
自殺願望はそこから自殺する可能性は統計上は高くはないものの、絶対に自殺を引き起こさないわけではなく、決してあなどってはいけません。

最悪の場合を考えて、もっとも安全な方法を取るべきです。

 

 

自殺願望を確認する意義

精神科医は、精神状態が良くない患者の診察をする時、希死念慮や自殺願望・自殺企図があるかどうかについて出来る限り患者に聞きます。

「死にたい」という気持ちがあるかどうかというのは、一般的に考えれば聞きずらいものです。
また聞いてしまう事でかえって死にたい気持ちを後押ししてしまうのではないかと考える方もいらっしゃるかもしれません。

もちろん安易に軽い気持ちで「死にたいか」と聞く事は望ましくありません。
しかし、その気持ちに誠心誠意向き合う覚悟があるのであれば、自殺願望があるかどうかは積極的に確認すべきです。

なぜでしょうか。
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自殺願望と似た症状について

「死にたい」という気持ちが生じてしまう症状は自殺願望以外にもいくつかあります。

具体的には「希死念慮」や「自殺企図」などがあります。

これらは自殺願望とどのように違うのでしょうか。
また「死にたい」という気持ちが生じる症状をこのように別々に分けている意味は何なのでしょうか。
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自殺願望とは うつ病をはじめとした精神疾患で認められる症状の1つ

自殺願望(じさつがんぼう:Suicidal Thought)は、「自分の手で自分の人生を終わりにしたい」と強く考えてしまう事です。
自殺念慮(じさつねんりょ)と呼ばれる事もあります。

うつ病をはじめとした精神疾患で認められる症状の1つで、治療者や周囲の方々が決して見逃してはいけない症状の1つでもあります。
また精神疾患にかかっていなくてもショックなことや強い精神的ストレスが持続的にかかれば生じる事もあります。

自殺願望は精神的に不安定な日々が続き、将来を絶望する事で生じます。
この自殺願望を放置してしまうと、症状は更に悪化し、患者さんが自ら命を断つ事を実行してしまうという最悪の事態に進行してしまう可能性もあります。

この最悪の事態を防ぐためには、医療者や周囲の方々が当人の自殺願望を見逃さない事が大切です。
また患者自身も自殺願望を自分の中に溜め込まず、信頼できる人に打ち明けられる環境も重要です。

まずは自殺願望とはどのような症状なのかを説明します。
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希死念慮が出現してしまった時の対処法

希死念慮を認めた時にもっとも大切な事は、この「死にたい」という気持ちをこれ以上進行させない事です。
より具体的に死について考えてしまう「自殺願望(自殺念慮)」や「自殺企図」に進行させない事が何よりも重要になります。

では希死念慮を軽減させるためにはどのような方法があるのでしょうか。
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希死念慮を確認する意義

精神科医は、精神状態が良くない患者の診察をする時、希死念慮があるかどうかについて出来る限り患者に聞きます。

「死にたい」という気持ちがあるかどうかというのは、一般的に考えれば聞きずらいものです。
また聞いてしまう事でかえって死にたい気持ちを後押ししてしまうのではないかと考える方もいらっしゃるかもしれません。

もちろん安易な軽い気持ちで「死にたいか」と聞く事は望ましくありません。
しかし、その気持ちに誠心誠意向き合う覚悟があるのであれば、希死念慮があるかどうかは積極的に確認すべきです。

なぜでしょうか。
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希死念慮と似た症状について

「死にたい」という気持ちが生じてしまう症状は希死念慮以外にもいくつかあります。

具体的には「自殺念慮(自殺願望)」「自殺企図」などがあります。
これらは希死念慮とどのように違うのでしょうか。
また「死にたい」という気持ちが生じる症状をこのように別々に分けている意味は何なのでしょうか。
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