閉所恐怖症の原因は?

閉所恐怖症は何故生じるのでしょうか。

その原因は1つではありませんし、原因が分からずに発症してしまうこともあります。

閉所恐怖症に限らず恐怖症は、過去にその状況で怖い思いをした事がある、といった経験から生じることがあります。
特に感受性豊かな幼少期にこのような体験をしてしまうと「この状況は恐怖だ」と脳が認知してしまいやすく、
それがその後も続いてしまうことになります。

例えば、
続きを読む 閉所恐怖症の原因は?

閉所恐怖症とはどのような疾患なのか

ある特定の状況や対象に対して、異常に恐怖を感じてしまい、それによって生活に支障が生じてしまうような状態を「恐怖症」と呼びます。

恐怖症は様々な状況・対象に生じます。比較的よく知られているものには「対人恐怖症」「高所恐怖症」などの恐怖症があります。
人に対して異常に恐怖を感じてしまうのが対人恐怖症であり、高い場所に対して異常に恐怖を感じてしまうのが高所恐怖症です。

そして恐怖症の1つに「閉所恐怖症」と呼ばれる疾患があります。
続きを読む 閉所恐怖症とはどのような疾患なのか

先端恐怖症はどのように治療・克服すればいいのか?

先端恐怖症を治すためには2つのアプローチが必要です。

重要なことは、この2つのアプローチというのはどちらか好きな方を選べば良いというわけではなく、どちらも並行して行っていく必要があります。
多くの方が恐怖症の治療を失敗してしまうのはこの事を理解していないからです。
片方の治療法だけで完結しようとしてしまうため、うまく行かなくなってしまうのです。

先端恐怖症は、何らかの原因により、尖っているものに対しての過剰な恐怖が植え付けられてしまい、
それが持続していることで生活に支障を来たしています。

これは、
続きを読む 先端恐怖症はどのように治療・克服すればいいのか?

先端恐怖症の原因は?

先端恐怖症は何故生じるのでしょうか。

多くの症例において、先端恐怖症は過去に「尖ったもの」「鋭いもの」にて怖い想いをした事がある、といった経験から生じます。

特に感受性豊かな幼少期にこのような体験をしてしまうと

「尖ったものは恐ろしいもの」と脳が認知してしまいやすく、それがその後も続いてしまうことになります。
続きを読む 先端恐怖症の原因は?

先端恐怖症の原因と治療・克服法

ある特定の状況や対象に対して、異常に恐怖を感じてしまい、それによって生活に支障が生じてしまうような状態を「恐怖症」と呼びます。

恐怖症は様々な状況・対象に対して生じます。比較的よく知られているものには「対人恐怖症」「高所恐怖症」などの恐怖症があります。
人に対して異常に恐怖を感じてしまうのが対人恐怖症であり、高い場所に対して異常に恐怖を感じてしまうのが高所恐怖症です。

そして恐怖症の1つに「先端恐怖症」と呼ばれる疾患があります。

これは先端が鋭いもの、尖っているものに対して過剰に恐怖を感じてしまい、生活に支障が出てしまうような状態です。
針恐怖症などと呼ばれることもあります。

先端恐怖症はあまり広く知られていないためか、治療法や克服法も正しく行えていないケースが目立ちます。
恐怖症の治療は時間がかかりますが、正しい指導者のもと、正しい治療法を続ければ必ず克服できます。
本人の苦痛が非常に大きい疾患であるため、放置したり恐怖を感じるものを避け続けるのではなく、適切な治療を行うべきものです。

先端恐怖症というのは、どのような疾患なのでしょうか。
続きを読む 先端恐怖症の原因と治療・克服法

医療保護入院に納得いかなくても従うしかないの?

医療保護入院は人権を拘束する入院形態であるため、悪用される心配がゼロではありません。

例えば悪い精神保健指定医が、自分にとって邪魔な人間を精神疾患患者に仕立て上げ、
「お前は医療保護入院が必要だ」と診断してしまえば、無理矢理入院させる事も出来てしまいますよね。

このような事が起こらないよう、医療保護入院をはじめとした特殊な入院は、悪用できないような仕組みも整備されています。

医療保護入院は一時的に人権を超える入院形態ではありますが、これは患者の人権が無くなるという事ではありません。
続きを読む 医療保護入院に納得いかなくても従うしかないの?

医療保護入院はいつまで有効なの?

どのような疾患であっても程度が重かったり、通院での治療では十分な改善が得られないような場合は「入院」による治療が検討されます。

精神疾患においてもこれは同様で、通院治療でなかなか改善しなかったり、
日常生活に支障をきたすほどの精神症状が続く場合などは入院して治療をする事があります。

精神科の入院治療は他の科と同じように行われる入院治療もありますが(任意入院)、
一方で他の科とは異なった形態の入院もあります。その1つが「医療保護入院」です。
続きを読む 医療保護入院はいつまで有効なの?

医療保護入院とその他の特殊な入院

患者に「病識」がなく、本人の希望に沿ってしまうと患者さんの将来に大きな不利益があると考えられる場合、このような入院形態が検討されます。

しかし医療保護入院以外にも特殊な入院形態はいくつかあります。

その中で医療保護入院というのはどういった入院形態になるのでしょうか。
続きを読む 医療保護入院とその他の特殊な入院

医療保護入院が必要な理由

医療保護入院という入院形態を簡単に言うと、

「自分が病気の状態であると認識できていない患者が、本来であれば入院による治療が必要なのにも関わらず
入院治療を拒否した場合、強制的に患者さんを入院させる事が出来る」

というものになります。

本人が入院したくないと言っているのに無理矢理入院させてしまえるなんて、なんだかとっても怖い制度のように感じられるかもしれません。

確かにこの制度は患者の人権(入院しないという権利)を超えて発動する制度になりますので、
悪用すれば自分の気に入らない人間を精神科病院に閉じ込めてしまう事も出来てしまうように感じられます。

もちろんそんな事にはならないように工夫された制度ではありますが、
医療保護入院のような特殊な入院形態が、やむを得ないとは言え患者の人権を超え、
拒否する患者さんを無理矢理入院させる制度であるのは事実であり、
人権を超えて発動する制度である以上、この入院を発動させる際はやむを得ない場合に限られ、慎重に使う必要があります。

ではなぜ精神科ではこのような入院形態が必要なのでしょうか。

医療保護入院の必要性を理解するために、まずは精神疾患の患者さんの例を1つ挙げてみましょう。

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

Aさんは双極性障害で近医に定期的に通院していました。

お薬を服用していれば病状は安定していましたが、ここのところ仕事が忙しく受診の頻度が次第に不規則になっていき、
主治医から「必ず服用してください」と言われていたお薬も段々と飲み忘れるようになっていきました。

【双極性障害】

気分が異常に高揚する「躁状態」と、異常に低下する「うつ状態」を繰り返す疾患。

躁状態では、高揚気分(気分が良くなり、言動が浮つく)、万能感(なんでもできると感じる)、
誇大妄想(自分の立場や能力を過大に評価してしまう)、易怒性(怒りっぽくなる)などが認められる。

一方でうつ状態では、抑うつ気分(気分が晴れない)、興味と喜びの喪失(喜んだり関心を持ったりが出来ない)、
疲労感、無価値感(自分に価値を感じられない)、希死念慮などが認められる。

次第にAさんは、怒りっぽくなったり、家に帰っても深夜まで仕事を続けるようになっていきました。
様子がおかしいと感じた家族が「病院に行った方がいいんじゃない?」と提案するも、
「いや、最近薬を飲まなくなってからむしろ調子がいいんだ」「自分はもう治ったと思う」と聞く耳を持ってはくれませんでした。

次第に言動はエスカレートしていき、職場で部下に怒鳴り散らすようになったり、
明らかに実現不可能な壮大な事業計画を上司に進言するようになりました。
上司が何とかなだめようとしても「あなたはこのプランの素晴らしさが分からないのか。
そんな無能な人間だとは思わなかった!」と上司に対しても怒鳴り散らすようになりました。

しまいには「もう会社を辞める。こんな三流企業にいるよりも自分で事業を始めた方が上手くいく」と退職届を出そうとし始めました。

更に事業立ち上げのためにはお金が必要だと銀行に出向くようになりました。

さすがにまずいと感じた職場の上司と家族が本人を無理矢理精神科病院に連れて行きました。
主治医はすぐに「入院治療が必要です」とAさんに伝えましたが、
Aさんは「私は病気ではない」「私がおかしいのではなくて、あなた方が無能なだけだ」と入院を拒否しました。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

Aさんは、双極性障害の躁状態だと考えられます。

躁状態では「自分は何でもできる」

「自分は天才に違いない」

といった万能感・誇大妄想など認めます。

これらは正常な認識ではなく、双極性障害という疾患によって引き起こされた「症状」です。

妄想という症状はいくら周囲が説得しても訂正不可能ですので、本人の希望を尊重すれば本人は「病気の症状」によって、
本当に仕事を退職し、莫大な借金をして、明らかにうまくいかないような事業を始めてしまうでしょう。

このケースでAさんは入院を拒否していますが、「本人が入院しないと言ってるんだからこのまま様子を見ましょう」とする事は本当に正しいのでしょうか。

確かにAさんには人権があり、入院するかしないかを自分で決める権利があります。
そのため基本的には本人の希望を尊重すべきなのですが、このように自分の状態を正しく認識できなくなるような症状が発症している場合、
本人の希望を尊重してしまうと、本人の将来がめちゃくちゃになってしまいます。

このような場合、病識が戻るまでの一時的な期間のみ本人の人権を超えて強制的に入院してもらう事で適切な治療を施し、
本人の将来を守るのが医療保護入院をはじめとした入院形態なのです。

このような特殊な入院形態は、患者さんの人権を侵害する可能性のある行為であるため、誰でも出来るものではありません。
精神科医の中でも「精神保健指定医」という国家資格を持った医師のみが行える入院形態になります。

 

 

 

対人恐怖症の薬物療法の流れ

対人恐怖症の薬物療法は、症例によっても違いますし、医師によってやり方の違いがあります。
また薬以外の治療法(精神療法など)を併用することもあるため、一概に「こうやって治療します」と断言することはできませんが、
ここでは標準的な薬物療法の一例を紹介させて頂きます。

続きを読む 対人恐怖症の薬物療法の流れ

対人恐怖症に使われる薬にはどんなものがあるのか 漢方薬,その他の薬物

漢方薬の中には不安や恐怖に対して効果を示すものがありますので、漢方薬を使うこともあります。
しかしその効きは個人差も大きいため、第一選択として用いられることは少なく、
SSRIが使えない場合(例えば患者がどうしても漢方薬以外の治療を拒否する場合など)に検討される治療薬です。

対人恐怖症に対して漢方薬を使用する際は、ゆっくり穏やかに効いてくるということを理解しておく必要があります。
短期間での劇的な改善は期待してはいけません。
続きを読む 対人恐怖症に使われる薬にはどんなものがあるのか 漢方薬,その他の薬物

対人恐怖症に使われる薬にはどんなものがあるのか 抗不安薬(安定剤)

対人恐怖症を治療するための補助的な薬として抗不安薬が用いられることもあります。
抗不安薬は主にベンゾジアゼピン系抗不安薬というものが使われれます。

ベンゾジアゼピン系抗不安薬はたくさんありますが、代表的なものには次のようなものが挙げられます。
続きを読む 対人恐怖症に使われる薬にはどんなものがあるのか 抗不安薬(安定剤)

対人恐怖症に使われる薬にはどんなものがあるのか

対人恐怖症は、対人場面において過剰に恐怖を感じてしまう疾患です。

対人への恐怖から

「相手にバカにされているのではないか」

「相手を不快にしてしまっているのではないか」といったネガティブな感情が生まれ、対人関係を出来る限り避けるようになってしまいます。
また症状が進行すると、生活に必要な外出が出来なくなったり、仕事にも行けなくなってしまったりと生活に大きな支障を来たすようになります。
続きを読む 対人恐怖症に使われる薬にはどんなものがあるのか

対人恐怖症(社交不安障害)の診断基準

対人恐怖症の診断は、

・診察所見
・診断基準との照らし合わせ
・心理検査(補助的)

という、3つの手順で行われることを紹介しました。

セルフチェックする場合を考えると、精神科医の診察所見は受診をしないと得ることができませんので、

・自分で診断基準に照らし合わせてみる
・自分で心理検査を行ってみる

がセルフチェックで出来ることになります。
続きを読む 対人恐怖症(社交不安障害)の診断基準