パニック障害を治療・克服するために大切な考え方

パニック障害は正しい治療を行えば、多くの場合で克服する事が可能です。
適切な時期に受診し、適切に治療が導入されれば8-9割の方は問題なく治療が成功します。

しかし現状としては、治療成功率はこれよりも低くなっています。

その原因として、
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パニック障害はどのように診断されるのか?

パニック障害はパニック発作という分かりやすい症状が出るため、自分で「これはパニック障害なのではないか」と比較的気付きやすい疾患です。

しかしパニック障害はどのように診断されるのでしょうか。

パニック発作が1回でも出現したら、パニック障害と判断して良いのでしょうか。
そもそもパニック発作はどこからがパニック発作と判断されるのでしょうか。

実はパニック障害をはじめとしたこころの病気には「診断基準」というものがあります。
診断基準は臨床上は絶対的なものではありませんが、診断をするための大きな助けになっているものです。
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パニック障害 発作を繰り返す中で、発作が起きる事自体が怖くなる

パニック障害の症状で、特徴的なものがもう一つあります。
それは「予期不安」と呼ばれる症状です。

パニック障害の症状の中核はパニック発作であるとお話しましたが、このパニック発作は突然生じる発作です。
後遺症も残らず、命には別状のないものではありますが、そうは言っても「だから問題ないよね」と言えるものではありません。

想像してみてください。
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パニック障害 閉鎖空間が苦手になる広場恐怖

パニック障害の症状の特徴の一つに「広場恐怖(Agoraphobia)」というものがあります。

これはちょっと分かりにくい用語なのですが「広場が怖い」という意味ではありません。
広場恐怖とは「閉じ込められり、容易に脱出できない場所や状況に恐怖を感じる」という意味です。

なんでこのような閉鎖空間に対する恐怖を「広場恐怖」と呼ぶのかというと、
その理由ははるか昔、古代ギリシアにまでさかのぼります。
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パニック障害ではどんな症状が起こるのか

パニック障害は珍しい病気ではなく、その有病率は2%前後と報告されています。
誰でも発症する可能性がある疾患であり、実際に有名人などでも「パニック障害の治療をしていた」と告白される方もいらっしゃいます。

しかし、どのような症状がある場合にパニック障害を疑えばいいのでしょうか?

パニック障害は、特徴的な3つの症状があります。

それは、
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パニック障害になりやすい要因

パニック障害の原因は一つではなく、いくつかの要因があると考えられています。具体的にどんな要因があるのか見ていきましょう。

なお下記に挙げる要因が一つでもあると必ず発症する、ということではありません。
パニック障害とは、要因のいくつかが重なり、それらが続いた結果、ある時期になんらかのきっかけで発症してしまうものだと考えられています。
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パニック障害はなぜ生じるのか

パニック障害(Panic Disorder)は、動悸、めまい、息苦しさなどといった「パニック発作」が突然生じる疾患です。
突然生じるパニック発作は、ものすごい恐怖であり

「このまま死んでしまうのではないか」

「頭がおかしくなってしまうのではないか」

という感覚に襲われます。
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パニック障害ってどんな病気?

パニック障害(Panic Disorder)は、突然に動悸や呼吸苦・めまいなどの症状が出現します。
これは「パニック発作」と呼ばれ、非常に激しい症状が生じます。

パニック発作は身体の異常で生じているものではなく、不安や精神不安定によって自律神経のバランスが崩れることで生じます。
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不安障害になってしまう原因は?

不安障害はなぜ発症するのでしょうか。

不安障害は不安が過剰になってしまっていることが問題ですので、「なぜ不安が過剰になるのか」ということから考えてみましょう。

この原因は1つではなく、通常はいくつかの要素が重なった結果として発症するのだと考えられます。

不安障害発症の一因となるものとして、
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不安障害とはどのような疾患なのか

この不安障害ってどのような疾患のことなのでしょうか。

不安障害というのは、過剰な不安・恐怖によって苦しみ、生活に支障をきたすような疾患の総称になります。

不安障害は、以前は「神経症」「不安神経症」などと呼ばれていたこともあります。
また最近では「障害」という用語が患者への誤解・偏見につながるという配慮から「不安症」と呼ばれることもあります。

不安障害は大きな概念であり、不安障害の中にはいくつかの疾患が含まれています。

具体的には、
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双極性障害のうつ状態とうつ病は見分けられるのか

同じ気分障害であっても、うつ病と双極性障害は異なる機序で生じている疾患であると考えられています。
そして発症機序が異なるため、当然治療法も異なってきます。

うつ状態の患者さんがいた時、その人に「気分障害」と診断するだけでは不十分であり、
気分障害の中のどの疾患なのかというところまでしっかりと見極めないと患者さんの苦しみを十分に取ってあげる事はできません。
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