産後うつ病とは

女性は男性の2倍、うつ病にかかりやすいと言われています。
特に妊娠前後や出産後はうつ病を発症するリスクが高いことが指摘されており、
出産後の女性の20%がうつ病や不安障害などの精神疾患の診断基準を満たすとも言われています。

出産後は、ホルモンバランスの大きな変動という生理的変化の他に、
子供ができたことへの責任感やしっかり育児が出来るかという不安も重なり、
精神的に不安定になりやすいことが予測されます。
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うつ病かどうか自分でチェックする方法

まず、うつ病に限らず精神疾患の大前提として、

・こころの症状がある
・それで自分自身が困っている

この二つを満たしていることは大前提になります。

こころの症状というのは、うつ病で言えば、

落ち込んでいるとかやる気が出ないとか、

自信が持てないとか、

消えてしまいたいなどの症状になります。
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うつ病診断 光トポグラフィー検査(NIRS)

光トポグラフィー検査は、脳の前頭葉の血流を近赤外光を用いて測定します。そして、その脳血流パターンから、

・正常パターン
・うつ病パターン
・双極性障害(躁うつ病)パターン
・統合失調症パターン

の4種類に分けることで、どの疾患に近い脳血流を示すのかが分かります。
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うつ病診断のための心理検査

精神科医が診察を行い、そこで得た所見が診断基準を満たしていればうつ病の診断が行われます。
しかしこころの病気は目にみえないため、専門家である精神科医でも時に診断に苦慮することもあります。

そんな時は補助的に心理検査を行うことがあります。
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うつ病の診断基準

病気には診断基準というものがあります。

診断基準というのは、診断のために必要な満たすべき条件が書いてあるもので
「ここに書いてあることを満たしたら、その病気だよ」というものです。

うつ病にも診断基準があります。

うつ病の診断基準で世界的に有名なものは二つあり、世界保健機構(WHO)が発行しているICD-10と、
アメリカ精神医学会(APA)が発行しているDSM-5です。どちらもその内容はほとんど同じですので、
ここではDSM-5のうつ病診断基準を紹介します。
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うつ病診断のための診察

診断においてもっとも重要なのが診察になります。
うつ病の専門家である精神科医が診察を行い、
うつ病という「病気」に該当する精神状態なのかを判定します。

実際のうつ病の診察はどのように行われ、どのような事が聞かれるのでしょうか。
ここでは診察で聞かれる代表的な事を紹介させて頂きます。
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精神科医がどのようにうつ病を診断しているのか

うつ病は強い落ち込みが続いたり、喜びが感じられなくなったり、
やる気が出なくなったりなどのこころの症状が認められる精神疾患です。
眠れなかったり、食欲が出なかったりする事も多く、放置すれば生活において様々な支障を来すようになります。

うつ病は目に見えない疾患であるため、「気持ちの問題」や「甘え」と誤解されやすく、
なかなか病院を受診せずに診断が遅れてしまいがちです。

しかしうつ病は病気であり、適切な治療が必要なものです。
適切な治療を行えば多くの場合で改善し、日常生活を再び送れるようになります。
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BDNFはどうしたら増えるか

「脳のBDNFが減少すると、神経の発達や保護が障害されるため、精神疾患発症のリスクが上がる」
ということが言えます。

となると、精神疾患を予防するためには、BDNFを増やすことができれば良いという事です。

では実際、BDNFを増やすことはできるのでしょうか。
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BDNFが減ると精神疾患が発症しやすくなる

DNFの減少によって神経の成長・発達が不十分になれば、
脳に何らかの障害が出てしまう可能性が高くなるからです。

ちょっと脱線しますが、うつ病などの精神疾患にBDNFの低下が関係していて、
それにより脳に何らかの異常が生じているということは、世間で根強く残っている「うつ病は甘えだ」という誤解が、
やはり間違いなのだということが分かります。
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うつ病をはじめとした様々な精神疾患に関与するBDNF(脳由来神経栄養因子)

BDNF(Brain-Derived Neurotrophic Factor)は「脳由来神経栄養因子」と呼ばれます。
主に脳や神経に作用しますが、それ以外の臓器にも存在しています。

BDNFは精神疾患領域において、そのはたらきをかんたんに説明すると、

「脳の神経を成長させ、保護する物質」

だと言えます。具体的には、

神経の新生を促す(新しい神経を作る栄養となる)
神経の発達・増殖を促す
神経間ネットワークを強固にする(セロトニンなどの神経伝達物質を増やす)
神経を保護する(神経がストレスなどからダメージを受けるのを守る)

といったはたらきがあることが分かってきています。

このように脳神経に良いはたらきをしてくれる物質ですから、
BDNFが減少してしまうと脳に悪いことが起こってしまいそうです。

実際BDNFが低下することは多くの精神疾患の発症に関わっていることが分かってきています。

具体的には、

アルツハイマー型認知症
うつ病
不安障害
双極性障害
統合失調症
自閉症スペクトラム障害(発達障害)

などの多くの精神疾患とBDNF低下が関係していることが次々と明らかになってきています。

BDNFは神経を発達させ保護する物質であり、その減少は様々な精神疾患の発症に関係してきます。
例えば、アルツハイマー型認知症の方の脳でもBDNFが低下していることが報告されています。
アルツハイマー型認知症では、特に脳の前頭前野や海馬でのBDNF低下が著しいことが分かっています。

前頭前野は認知や思考といった高次機能に深く関わっている部位であり、
また海馬は情動や記憶能力に深く関わっている部位です。

アルツハイマー型認知症では、前頭前野の萎縮による高次機能の低下や、
海馬の萎縮による記憶障害・不適切に泣いたり怒ったりするといった症状が認められますが、
これらはBDNFが減少することも一因などではないかと考えられます。

BDNFが減少すると、脳の神経に栄養が渡らなくなり、脳神経が十分に成長・発達できなくなります。
また神経と神経がネックワークを作るためにもBDNFは重要であるため、
BDNFの減少は神経間の連携を不良にしてしまいます。

うつ病にもBDNFは関係しています。
うつ病では海馬を中心とした辺縁系のBDNFが減少していると考えられており、
これによって気分の低下や記憶力の低下が生じていると考えられます。

統合失調症や双極性障害においてもBDNFは関係していそうです。
この2つの疾患は遺伝的な要素も強い疾患ですが、そもそもBDNFに関係する遺伝子の変異が生じると、
これらの疾患が発症しやすくなるのではないかとも考えられています。
また抗精神病薬(主に統合失調症の治療薬)は、脳のBDNFを増やす作用があり、
これによって統合失調症によって生じる脳萎縮を予防する作用があるとも考えられています。

妻が昼食うつ病になった時の治療法

夫の定年という「環境変化」を機に妻にうつ病が発症してしまう、
というタイプのうつ病の治療はどのように行われるのでしょうか。

基本的にはうつ病ですので、治療もうつ病の治療に準じるのが原則です。
医師の判断のもと、必要があれば安静・休養を指示したり、
抗うつ剤などのお薬を使ったり、あるいはカウンセリングなどの精神療法を導入することもあります。
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昼食うつ病が夫の定年で生じる問題点

本来、夫が定年を迎えて仕事から解放されたことは、喜ばしいことでもあります。
夫の自由な時間が増えた分、今まで一緒に出来なかったことをこれからはやりたい、
と楽しみにしている妻も少なくありません。

しかし、夫の存在によってうつ病になってしまうと、
これは夫を誤解させ、夫婦関係を悪化させる原因となってしまいます。
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昼食うつ病とは?

うつ病は20代~40代に発症しやすいと報告されていますが、
それ以外の年代にも発症することはあります。

好発年齢からはずれて発症するうつ病に多い傾向として「発症に誘因を伴っている」ことが挙げられます。
例えば、失業や離婚のストレスなどでうつ病になってしまう、
子供が家から巣立った寂しさでうつ病になってしまう、などです。

しかしうつ病の原因の中には、一見すると「なぜこのような原因で?」と思われるようなものもあります。
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